私は、もう一度子供に戻りたい、とか子供からやり直したい、とは一切思いません😅
なぜなら、辛い気持ちしか思い出せないからです。
ひどいいじめとか、ひどい虐待とかそういのに遭ったわけではないです。ただ、軽いいじめにはあいましたし、親の態度に傷ついたことも、あるし、何より、学校で、集団生活をするのが、ほんっとに嫌だったので。
で、何というか、年を重ねるうちにどんどんラクになってきてる感覚があるのです。白髪もめっちゃ増えたし、顔も老けたし、老化へまっしぐらではあるのですが、何せ、ゴールがあるじゃないですか。天寿を全うする、というゴール。
私は、自ら死のうと思わない代わりに、常にそこに向かって進んでる感じなのです。ええ、もう、子供(小4くらい)の頃から。
なので、1日前よりも今が楽しいのが理想で、なるべくそうありたい、と思っています。
たぶん、私が生きてきた環境だったら、いつの時代に生まれても、そう思うんだろうなー、とは思うんですけど、たまに思うんです。
私が十代、もしくは二十代前半に出会っていたら……と思うものが。
そのひとつが、ボカロです😄
10年前、初めて聴いたボカロが『いろは唄』でした。ただ、オリジナルではなくフェロ☆メンの『いろは唄』でした。オリジナルももちろん聴きましたが、その当時はフェロ☆メンの方をずっとリピートしていました。とにかくフェロ☆メンのいろは唄がかっこよくてですね、ボカロというものを認識はしたんですが、他の曲を聴こうとは思いませんでした。
それでもって、10年後の今、ピアノ男子にハマってみたら、彼らはボカロ曲をすごく弾くので、原曲が気になって、初めてボカロ曲をいくつも聴きました。で、驚くわけです。
歌詞!
歌詞がすごい。いや~こんな歌詞を十代の時に聴いていたら、絶対、私、ハマってた。たぶん、相当ハマってた。たぶん、どうにかなるぐらいハマってた笑。
私が十代の頃にボカロがあったら……と、最近、ちょっと考えます。
まあ、そのボカロの代わりが、私には中島みゆきだったり、戸川純だったり、女子プロレスだったりしたわけなんで、結局は将来へたどる道は同じかもしれませんけどね。
戸川純ちゃんが、何年か前に「私は機械みたいな声になりたかった」みたいなこと言ってたのをラジオで聴いたことがあります。「でも今はボーカロイドで作れるので」自分は今持ってる声を活かす? みたいなことを言ってたと思うのですが……それを聴いて、そうだよね、あの頃の純ちゃんの声は、誰にも出せない音だった。その時、この人は何十年も先取っていたのかー、と思いました。
バーバラ・セクサロイドなんて、今のボカロそのものじゃないかー、なんて思います。
レーダーマンは純ちゃん作詞ではないけど、こちらもボカロっぽい。
つーか、おはようスタジオ(今のおはスタの前身)ですよ。彼女、おはスタ(今のおはスタの前身)によく出てたんですよね。玉姫様も歌ってたよ、確か。玉姫様だよ? このおはスタって明確には子供番組を意図したものではなかったのかな? でも見てるのは子供ばっかりだったよ。そこで玉姫様だよ?笑 蝶々になって生理の歌を歌うってすごいと思うよ。
今の、ボカロ曲を作った作家さんを連れて当時に飛んで、純ちゃんに歌ってもらいたい歌がたくさんあるな~。
あ、今の純ちゃんの歌声も、魂の声って感じで素敵なんですけどね。
ピアノ男子の動画を見てると、たまにリクエストされたカノンを弾く場面とかあるんですけど、私の脳内に流れてくる、というかつい口ずさむのは「蛹化の女」ですから笑。
昔、私と同じく戸川純(というよりかは戸川純がやっていたゲルニカ)が好きだった、という人に「椎名林檎も系統が似てていいよ」と言われたんですが、今まで聴かずじまいでして……そしたら、ピアノ男子が『丸の内サディスティック』弾くじゃないですか笑。今度こそ、聴いてみます。