空ヲ想フ

現実とは違う世界が生きる糧…2022.06.12大幅リニューアル🙇

昔のドラマで走馬灯気分

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 懐かしいドラマを立て続けに見ました。

 

 

男女7人夏物語・秋物語

 少し前にTVerで『男女7人夏物語』が配信されました。

 今は秋物語の配信途中かな。

tver.jp 

 

 で、懐かしすぎて次の配信を楽しみに待ちながら最後まで見たのですが…

 

 とても面白かった!

 

 正直、私は子供の頃にハマったドラマとかアニメとかを大人になってから見ても、あんまりあの時の感動を感じないタイプなのですが…

 

 これは別格でした。

 

 それはそうかしれません。高校生の時に見てますから。もう全部が憧れだったんですね。

 

 大人になったらあんな生活したいなー、みたいな。東京で働いて隅田川の見えるアパートに住んで、みたいな笑。

 

 あ、言葉使いまで当時流行ってた言葉になってしまった😅

 

 私はあの中だと性格的には千秋だったんですよね。だから桃子の素直なところに憧れました。

 

 それで今見てみて、すでにはるかに年下になった桃子に『身勝手だな~』と思わなくはなかったんですが、やっぱり素直なところは魅力です。で、それってやっぱり脚本家の鎌田敏夫さんと大竹さんの力なのかな、と思いました。

 

 桃子は天の邪鬼だから引っかき回してるように見えるけど、人を傷つけようとか思ってなくて、素直に行動した結果が誰かを傷つけちゃうだけ。本当だったら女の友達なんてみんな離れていくと思うのだけど、でも友達思いでもある。千秋から良介のことが好きだとわかったら桃子なりに本気で応援する。でも自分の気持ちは見えてない。見えてないけど行動に表れちゃう。小憎たらしいけど友達はみんなそれをわかってる。

 

 あんなに相手を尊重できる友達関係は素敵だな、と思います。

 実際自分だったら、友達は続けてないですが…苦笑。

 

 TVerで秋物語の続きがなかなか配信されないので、1ヶ月だけParaviに加入して全部見たんですけど、秋物語では桃子がかなり大人になっていて、当時も「え、一体どうしたんだ?」と思ったのを思い出しました。

www.paravi.jp

 だってどう考えても桃子が健のことが好きなようには見えなかったんですもの。それなのに健といて、健のお母さんの面倒まて見て……一体どうしたんだ? って。

 

 もちろん物理的に離れた二人が、また再会して最後ハッピーエンドになる、っていうドラマなのかもしれないけど、不可解笑。

 まあ不可解なりに、楽しんで見ましたけどね。昭和の高校生楽勝だな笑。

 

 で、今秋物語を見てみて……うーん、やっぱり桃子の行動はよくわかりません。食あたりになって介抱してもらったからといっても、良介のことを忘れてなかったら、健とくっつくなんてありえないと思うし、自分の夢のためにアメリカに行かせてくれた良介への気持ちが冷める、とかいうのもない気がする。食あたり以外のことが書かれてないので何とも言えないけれど。

 

 とはいえ、良介と再会して良介に『ノンフィクションライターになる夢、あきらめたんか』と言われて、また夢を思い出して最終的に『あなたより夢の方が大事』と良介に言う桃子は、結局本音で向き合えるのは良介しかいなかった、ってことなんだろうなあ。

 

 『占ってもいいですか』に大竹さんが出ていて、身体に変化が起こるくらい役になりきる、ということを言っていて……ちょっと合点がいきました。きっとこの時は本気で良介に恋してた…というか恋してただけ、なんだろうな。二人がリアルに結婚したって時にはすっごく盛り上がったのだけど……何かさんまさん憐れ…😅

 

 楽しかった! 

 

 ちなみにうちには脚本もあります、どっかに。昔はドラマにハマると脚本も買って読んでたんですよねー。

 

 

 

 

天までとどけ

 さて男女7人を見るためにParaviに入って、男女7人を見終わった後、またまた懐かしいドラマを発見しました。

 

 それが『天までとどけ』です。

ja.wikipedia.org いや、TBS系だったらもっと他に見たいものもあるのですが、これも割と見ていたドラマでして……仕事していたのに何で昼ドラ枠のこのドラマを見られていたのか、憶えてもないのですが……まあ、このTBSの昼ドラマ枠が好きで、録画してたのかなあ?

 

 これは単に懐かしかった。みんな子役だし、特別好きな役者さんとか出ていたわけでもなかったけれど、一人っ子なもので、ドラマの家族が非日常で、新鮮でした。いや? むしろ「あー、自分は一人っ子でよかったかも」とか思っていたかも?笑

 

 で、見てるうちに、『長男かっこいいな!』とか思うわけです笑。第1シリーズは長男しか勝たんって感じでした笑。もう少し後のシリーズになると三男も何だかいいわね、と思うようになるんですけど。

 

 このドラマは私にとって非日常な世界が広がってましたが、大家族って騒がしいな、大変だな、でも楽しそうだな、と思い始めた最後の最後に、長女が自身が通う高校の教師と結婚するんですね。そこでちょっと冷めたのを憶えてます。なのでParaviでもお兄ちゃんが活躍(長女と先生の間に入ってキューピット的なことをする)した後、見るのを辞めました笑。

 とはいえ、第2シリーズも見るんですけどね笑。まあ第1シリーズが長女がナレーションで長女の目線で語られていたので、嫁に行った後はどうなるのかな? ってのが気になったってのもありますけど。

 

 このドラマのエンディングで流れる『涙くんさよなら』もいいんですよね。これは安達祐実には申し訳ないけど川越美和で。

 

 Paraviには第1シリーズしかなかったけど、続編も配信されたらいいな。

 

 

六番目の小夜子

 Paraviではないけれど、ちょっと前に『六番目の小夜子』をNHKで再放送されていて全部録画してたのですがなかなか見られず、これも最近見ました。

 

 このドラマを見た時30代だったかな。恩田陸が好きだったので原作も読んだし、たぶんこれもどこかにあると思うのですが、内容はうろ覚えでした。原作読んだので原作とごっちゃになってました。

 

 このドラマの何がすごいって、山田孝之の可愛さ、でしょうか。ちゅらさんに出る前ですよね? 今も顔は同じだけど、全然違う笑。こういう可愛い顔の子に限って別の方向に行くんですよねぇ。

 で、キャストもなにげに凄い。第1話に『木村良平』の名前があったことにもびっくりしました。たぶん、あれですよね? 秋を呼びに来た元同級生の一人ですよね?

 

 そして私が山田孝之以外で憶えていたのは、鈴木杏、栗山千明、勝地涼、くらいだったのですが、え、松本まりかも? みたいな。あの玲と仲良かった子って松本まりかだったんだ! って。あと山崎育三郎だ! って。あの生意気なよわっちい子彼だったのか! って笑。

 

 再放送してくれてよかった笑。

 今、活躍してる役者さんが過去にこんなドラマに?! みたいなのは当人さんにとっては嫌かもしれないけど、こちらからすると楽しいし嬉しいものです。

 

 そして、ドラマ・六番目の小夜子、忘れてた部分もあって最後までドキドキしちゃいました。こんな中学校があったら、楽しいけどめんどくさいし、やっぱり怖いなあ。体育館でサヨコの芝居の最後で風が吹くところなんて、やっぱり心霊じゃないですか。

 

 でも心霊なのか? 誰かが仕掛けたものなのか? というミステリアスな部分が大人でも楽しかったですね。

 

 

 

まとめ

 『男女7人~』は十代。

 『天までとどけ』は二十代。

 『六番目の小夜子』は三十代。

 

 いい感じで過去を感じることが出来ました笑。タイトルに書きましたけど、走馬灯みたい。とは言っても私、リアルとその時流行っていた歌は結びついても、ドラマとは結びつかないので、何となくその時に感じた気持ちが甦ってきたって程度ですけどね。

 

 あと見たいのは『華やかな誤算』とか『愛してるよ!先生』とか。配信してくれないかなあ。あと王道で『抱きしめたい』とかもいいですね。『ギフト』とか地上波で難しいかもしれないけど配信ならR指定でいけるのでは? と思うのだけれど。

 

 こうやって過去を懐かしむのは、明らかに年取った証拠ですね😅今のドラマは今のドラマでそれなりに楽しんでますけど、あの頃感じたテレビからガツンとぶつかってくるような情熱とか自分の心の高ぶりとか、もうないからなあ。